2011年6月 千葉県 マイコちゃん セキセイインコ
震災で動物に心を痛めている管理人です。
少し掲載を悩みましたが、心優しい方に感動。
皆様に知っていただけたらと思い、掲載させていただきます。
大震災、地震の日に保護され、死に掛けていた迷子のインコ、マイコちゃん。
健康で幸せな一生にするために、と保温のためのケースをご注文
東日本大震災では、保護したインコちゃんを大事に育てようと決めました。震災後の希望に。
4/30 闘病中、通院しながら毎日投薬。体重も増えて元気を取り戻しつつあります。
5/9 精神的ショックで人を拒絶していたそうですが、だんだん逃げなくなってきました。
余震・暗闇・孤独が怖いみたいで、ご家族はずっとそばに。
途中、餌を食べなくなり入院。強制給餌で抵抗力をつけ検査や治療が始まります。
プラケースに入れられたインコちゃんを置いてくるのは胸が締め付けられる思い。
5/15 無事退院。餌もよく食べ元気になる。
通院、投薬は継続。ケース到着でもお医者さんの指示で水槽内で生活。
ケース付属のアクリルおもちゃに目をクリクリ♪
退院した翌日は、マイコちゃんは、やたらビービー鳴いていて、家に帰れたのがよほど嬉しかったのでしょう。鳥さんは賢く、人の3歳児くらいの知能があり、飼い主の顔が分かるそうですね。
大好きな人間、好きな人間、無害な人間・・・^_^
6/5 元気にしていたマイコちゃん。持病の治療が進まず、
体調に波があり、毎週通院、毎日投薬を続けていました。
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でも23:23、お星さまに。
昏睡状態で、呼吸も苦しそうで、夜間もやっている動物病院も今日は休診。
ずっとそばにいて、ちょっとだけご飯の方に歩き、最後はピクっと動き、手に取った瞬間呼吸をしていましたが、あれ?瞬きしない・・・
最後は手の中で看取ってあげることができました。
最後は力を振り絞って、元気をみせようとしたのではないでしょうか。
マイコちゃんがいないなんて、信じられなくてただただ涙。
絶対に噛まない優しい子。
寝かしつける時は、ゆっくり瞬きすると、まねをしてゆっくり瞬きをし、そのまま寝てしまう顔がとっても可愛らしい子。
優しいご家族の愛に、マイコちゃんが元気になると信じていた管理人です。
これだけの愛を震災からずっとかけて下さったことに心から感動し、迷いましたが、ホームページで掲載させていただければとお願いしました。
今回のことには、私にも何かしてあげられることがあったのではないか…
感動しただけで、ご家族にお任せしていたこと…
「人の心をここまで揺さぶるなんて、すごいインコちゃんだと知りました」とおっしゃっていました。
病気で見た目悪くて、ホームページ掲載などできないと思われていたみたいです。
そこまで考えが至らなかったけど、早くに聞いてみるべきでした。
震災の日に迷子鳥さんを保護された、と知ったのはケースお届け直前。
治療やケース購入などにも負担は軽くなかったと思います。
自分に才覚があれば、物語になる程のことだと思いました。
「助かっていればです」と気を取り直したママさんはおっしゃいましたが…結果ではないですね。
たまたまメールが送信できなかったことも、電話にてご家族の気持ちを十分に知ることができたのでしょう。
祭壇は10日(土)に片づけます。
マメ仏壇といって、ペット用の仏壇を購入。22cm×高さ25cmでコンパクト。
ママさんの懺悔だと。ここまでしてくださって、本当に心が温まりました。
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