2025年4月 P613 京都府
きゅぴちゃん(オカメインコ)
カゴの中の鳥さん、定期的にカゴから出して遊ばせてあげると、運動不足とストレスの解消にもなります。
できれば、いつも自由に遊べる広い空間があれば見ていても楽しいでしょう。
以前より、「下側に鳥かご、上側を遊び場」といった大型のアクリルケースを製作しています。
こちらに様々なパーツ・グッズを取り付けた、オカメインコさんのお家です。
サイズ:W650×D650×H1300+キャスター
扉を上下2段
側面を8mm厚、扉を6mm厚
ストッパー付きキャスター
天井に網目ルーバー
将来的には鳥かごを使わずにそのまま飼育ケースとして使用するかも、とのことです。
使用したい止まり木やグッズがあれば、発送していただければできるかぎり方法を考えて取り付けいたします(取り付け不可の場合あり)。
各種止まり木13本とともに送られてきたのは
IKEAのマルチハンガー
こちらの使用方法のアイデア、初めて聞いて驚きました。
お部屋の壁に据え付けのスーツを掛ける用のフックにマルチハンガーを引っ掛けて、それに鳥さんが上って遊んでいるそうです。
ケース内にマルチハンガーを設置
赤い頬っぺたがトレードマーク
器用に伝って移動してますね。
パーツのご希望の位置を図に描いてメールしていただきましたが、
それぞれのサイズを考慮しながら・・・いや、大変だったと思いますm(__)m
ちなみにマルチハンガーは、上部を折り畳みの収納フック、下部を自作の透明フックにて
引っ掛けて取り付ける形状です(10数ミリ壁から浮いています)。
しばらくは、透明の壁にぶつからないようにウォールステッカーを貼っていただいてます。
ピンクの水玉模様、ちょうど桜の季節です。
【追記】
鳥さんのツメが伸びすぎていると、マルチハンガーを巻いている糸に引っかかってしまうことがあるそうです。
絨毯、カーテン、布製品等は、繊維にツメが引っかかってしまうことがあるので、爪切りは大事ですね。
ただ、背面のマルチハンガーから側面のマルチハンガーに
全身を使って、アクロバットに移動
しているそうで、これがいい運動にもなっているようです。
製作はおよそ1ヶ月。
まずは先に外形を製作して、それからパーツの場所、細かな穴の位置などメールで打ち合わせながら進めていきました。
一通りパーツを付け終わって、追加でご要望が。
「上下の扉の間の高さに仕切り板を置けるようにしたい」
お掃除をするときに、上下を区切って鳥さんが外に出ないようにされたいそうです。
鳥さんがいない空間から順にお掃除。
確かに、言われてみればあったら便利ですね。
そこで、
両側面にアクリル棒で桟をつくり、前後2分割した板をスライドして置けるようにしました。
~いただいたメールより~
「本日完成しました!
鳥を入れてみたら、ハンガーから自分で止まり木にとまってくれました。
しばらくはケージあり(ケージの蓋を開けた状態)でケースを使ってみようと思っています。
ケージにも自分で戻ったりしてます。
このたびは設計からさまざまなご相談にのっていただき大変ありがとうございました。
おかげさまで、鳥も広々と快適に過ごせそうです。」
アクリルケース内の移動、さらにケージ(鳥かご)に自分で戻っていく姿、
見れると嬉しいですね。
個人的にマルチハンガーの取り付けを考えた場面がなかなか頭ひねりました笑。
2025年4月 京都府 Oさま
ありがとうございました。
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